30代からの歯列矯正|3年経過のリアル体験

30歳から歯列矯正を始めて、3年が経過しました。
始めた時は分からないことだらけでしたが、ようやく終わりが見えてきたいま、やって良かったと思っています。

そしてこの矯正期間中、周りの人によく質問されました。

・「費用・期間はどれくらい?抜歯した?」
・「大人になってから始めた理由は?メリット・デメリットが知りたい」
・「矯正歯科はどうやって選んだ?」

この記事では、上記の疑問に回答しつつ、大人になってから歯列矯正を迷ったときに、何を基準に考えると後悔しにくいかを、さまざまな視点で体験談として書いていきます。

※医療的な解説ではなく、あくまで私個人の考えと体験です。医療的な助言や診断を目的としたものではありません。治療に関する判断は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

 

始めた時期や費用、治療計画

はじめに、私のケースは下記です。

  • 最初のカウンセリング:2022年2月5日
  • 金具装着期間:2022年10月30日〜現在 (3年経過)
  • 費用:約110万円(矯正管理費:約85万円、処置調整料:月5,500円が約3年)
  • 抜歯本数:6本(親知らず4本と上の歯を2本)
  • 治療計画:
    表側ワイヤー矯正(クリアブラケット)
    アンカースクリュー2本使用
    上下間のゴムかけ


当初はマウスピース矯正や抜歯をしない方法はないかと模索して、4つくらいの歯科にてカウンセリングと治療計画を相談しました。
結論、歯並びが悪すぎて表側ワイヤー矯正の一択でした。

具体的に言うと、顎が小さのに歯が大きくて収まっていないことによるガタつき(日本人に多いパターンらしいです)があり、抜歯は不可避でした。
裏側ワイヤーについては、噛み合わせが深すぎて歯がブラケットに当たることで外れてしまうのでNG。
マウスピース矯正は噛み合わせの関係でおすすめしないとのことで断念しました。

 

大人の歯列矯正のメリット・デメリット

◎メリット

  • これまでは笑う時は必ず手で口元を隠していました。コンプレックスであると同時に、整っていない状態で見せてはいけない気がするという、人への気遣いでした。(他の人に対して、「隠してほしい」と思うことはないです)
    矯正はまだ終わっていませんが、歯並びが少しずつ整ってきたおかげで、もう口元を隠さずに自然に笑えるようになりました。
  • 親知らずを4本抜歯したことで、歯の外側の張りがなくなり、フェイスラインがすっきりしました。垢抜けることに近づいたように思います。
  • 歯みがきがしやすくなり、隙間まで手入れが行き届き、口腔内を清潔に保てるようになります。虫歯になりにくくなり、高齢になっても自分の歯で食生活を楽しむことができます。

30代で矯正を検討する人の多くは、歯並びに強いコンプレックスがあるわけではないケースが多いです。それでも気になるのは、今より少し先の自分に対する不安です。人生100年時代。長く「自分の歯」と付き合っていけるように整えることで、より快適に生きることができます。

 

デメリット

  • 支払費用が高額
  • ワイヤーによる見た目のインパクトがくる
  • 歯みがきに時間がかかるようになる。フロスを通しにくいので清潔に保つことに労力がかかる(私はジェットウォッシャーを使用しています)
  • 抜歯やスクリュー装着で処置後の麻酔が終わりかけたとき、痛み止めを後回しにしていたら、すごく痛い(早めに痛み止めを飲むことを覚えました)
  • 処置調整のあと、歯を動かす痛みが翌日くらいまで続く
  • ワイヤーが動いて口内に刺さって痛い(歯科医の方に相談したら保護用のワックスもらえました)
  • 食べ物が噛みにくい、挟まる。また、食べ物の一部が金具に引っかかって飲み込めず、えづくことが数回…
  • 期間が長くて飽きる。挫折しかける

正直3年続くと飽きます。もういいんじゃないかなと思って終わらせたくなります。処置をしてくれる歯科医の方が真剣・誠実で都度ていねいに説明してくださることで続けることができています。なので、歯科医選びは慎重に相性を確かめることをお勧めします。

 

矯正歯科の選び方

矯正歯科は下記の点をポイントに、慎重に選びました。

  • 気になることや不安を気軽に質問できること
  • 流れ作業にされず、時間枠を取ってしっかり診てもらえること
  • 治療計画が納得できること(私はスクリューがあったのですが、埋める場所の提案が医院によって違いました)
  • 日本矯正歯科学会の認定医・専門医・指導医・臨床医が在籍していること
  • 不具合があってもすぐに治せるように、家から近いこと


時間とお金をかけて本気で整えるために、安心して通い続けられるかをなによりも重視しました。

 

未来の自分への投資としての歯列矯正

いま、歯列矯正を迷っている方へ。

歯列矯正は、見た目だけでなく、将来の自分の健康を考えた選択です。
治療には時間もお金もかかりますが、その分得られるものは大きいと実感しています。
もし気になっているのなら、ぜひご自身に合った治療方法をじっくり考えてみてください。

歯列矯正は「今の自分」を整えるだけでなく、「これからの自分」をより快適にするための投資です。私は始めて本当に良かったと感じています。
少しの勇気で、これから長い時間の満足が得られると思います!